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命を救ってくれた人からの手紙 [骨髄移植]

ドナーさんからの手紙.jpg
こんばんは
HIROYUKI
です。

骨髄移植する前に僕の命を救ってくれた人からの


手紙を公開します。

骨髄移植した張本人ってなかなか世に現れませんよね。

そして、成功した事例ってなかなかありません。

ドナーさんが見つからずにそのまま生活している人もいます。

移植をしたけれど、亡くなった方もいます。

僕が本当に移植をしたのかどうか奇しんでる人もいるでしょう。

なので、移植する際に

ドナーさんからもらった一通の手紙を公開します。

人生初です。母親以外にこの手紙を見せたことはありません。


写真では、はっきりと中身がわからないので

以下は手紙の内容です。

生きることはつらいかもしれない。

でも、生きれないことはもっとつらい。

親子だから、兄弟だからじゃなく

他人だからこそできることってあるよね。

みんなで生きていくんだ。つらいことを楽しい

ことにかえながら・・・

そして、すばらしい やさしい人になれるよう
       がんばりたいね。

22年間 サッカーばっかりしてきたから

元気だけは人にまけないつもりです。

したがって
ぼくの骨髄は すごいぞー

必ず元気になれるから 生きたい

いろんな 体験したい  そう心から願えば

必ず元気なれるから がんばれ

君の人生は はじまった ばかりだ。

以上です。

この手紙を15年ぶりに読みました。

涙を流し、鼻水ズルズル出しながら記事を書いています。

小学校2年生の頃は手紙を読んでも特に

ありがたみがわからなかったボクですが

今は感謝の気持ちでいっぱいです。

生きてる、生かされてる

っていう感覚がめっちゃあります。

骨髄移植が成功してるから、今こうやって生きてる。

この手紙を残しといてよかったです。

これはボクと家族の宝物です。

みんなの力になれるように、毎日頑張っていこう

という気持ちが湧いてきました。

ドナーさんに手紙を書こうという気持ちも湧いてきています。

小学生の通知簿は成績が悪くて

周囲と比較して、劣等感を感じ

親には責められて、いやな思い出ものだったので

全部捨ててしまったけど、なぜかこれだけは

捨てなかった。

本当に残しといてよかったな。

自分だけの記録が残ってるのは捨てないで

大切に残しときます。

たとえそれが、自分にとって苦い思い出のものでも。

時間が経てば、宝物になるのだから。


ここまで読んでくださって、ありがとうございました。

HIROYUKI




タグ:ドナー 宝物
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